絵描き10周年

 こちらは小学生の時の絵ではございません。年齢は明かしませんが10年前の絵です。まさしく絵を描き始めた当初のもの。小学生のラクガキ感すごいけど。

 10年前の今日、2013年7月1日に絵を描き始めました。
 当時私は小説の方で創作活動していまして、その中で漫画を描きたいという方向性になり絵を描けるようになることを決意し始めました。

 それから10年。10年という記念という形でポジティブに喜ぼうというのもあるんですが、描き始めた当初の目標が「上手い下手は抜きにして10年は続ける」というものを定めてました。

 あれから早10年……いや、早くないな。
 精神面で幼く周りの意見に振り回されたり、上手い下手に固執してネガティブ強くなってたり、正直なところ辞めているといえるぐらい絵を描かない方向に行ってる時もありました。傷つけたであろう方もいると思います。迷惑かけた方々には申し訳なく思ってます。
 その人たちが見ることはまずないでしょうけど、気持ちの区切りということでここで謝罪しておきます。
 その中で気づくこともあったりなかったりしたので一概にダメばかりではなかったと思いたいですね。

 2年やそこらでプロ級の上手さになっているような人もいるのを思うとまあ成長は遅い方でしょうね。というのは自己評価です。絵の勉強をする時間もモチベが下がって以降はほとんどしていませんしね。当たり前の話です。

 あとなんだっけ。何を描こうとしていたんだっけ。
 目指す絵柄というのは10年も描くとある程度固まってきた感じはしますね。最初は漫画を描くことを目的としていたので、漫画的な絵が目標でした。
 でも今はどちらかと言えばアニメ絵のような省略の美みたいな絵が自分の方向なんじゃないかなと思ってます。最近のアニメだとおにまいのような感じ。イラストレーターだとIxyさんとかとてもいいなって。
 でも最近のアニメって細やかで鮮やかな作品多いから今の若い人たちにとってのアニメの絵って言われるとそっちの方思い浮かべたりするんだろうか。
 近年撮影処理っていうんですか? アニメは光の処理の仕方がすごい進歩しているように思います。すごい綺麗。

 とかなんとか言いつつ勉強とかしていないんですけどね。趣味だし。楽しくかつ楽したいよ。
 上手くなりたいタイプの人から見ると勉強しろ案件なんですけどね。
 ほら、絵って表現したいイメージが先行してるからそこがないとね?

 これからの10年…いや10年かはさておき。
 今後の活動はアニメというより動画媒体での表現に向かっていくかもしれないとちょっと考えています。アニメと言ってもアニメーターになる気はさらさらないし、あくまで趣味の範囲。
 漫画や小説のような物語の直接表現に固執する理由もなくなったしね。
 直近……直近と言っても年単位プロジェクトだけど、希望のクレードルとかはミュージックビデオで企画練っています。これは自分で描かないやつだからちょっと話はズレるけど。

 とまあ、語ることはこのぐらいだろうか。
 10年も続けているとそれに触れていなかった頃には戻れないというか、どうだったか忘れたレベル。やってなかったら今でも消費するだけの側になっていたんだろうか。
 それはちょっと怖いな。

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