BougainvillaeaとしてGeranium第2章を再構築して連載開始したのが2019年1月。
早6,7年。
よくここまでたどり着いてくれたものだよ、なんて。
一時期は連載断念までした連載でしたが、再開してなんとかここまでこぎつけました。
完結することを最重要視して連載したので内容としては取りこぼしも多くあります。たぶん矛盾点もかなり。
それでもBougainvillaeaを完結できたのは喜ばしい話。
この回のレアナがノガの中にある精神世界に取り込まれるという部分はBougainvillaeaの初期構想の時からイメージとして存在してました。
ここが一番辿り着きたかった場所。
約束の地。
ノガの中にある自己否定というのはそれ以前、Geraniumの時期から存在しており、ようやくそれをはっきりとした形で拾えたという気持ちです。
彼の身体にはターニスト、レアナの母(レアリア)、そして父のアドロックが取り込まれていて、ノガの精神世界内に存在していました。
彼の身体は既に人間のものとは別種で、魔力の塊に人間の人格がついているような生き物になっており、幾度も身体を破壊されても死に至らなかったのは肉体が魔力で出来ているからなのでした。
また、取り込んだ人間の人格も大いに影響を受けており、Bougainvillaea期における雑な感じはターニスト由来なんですが、説明する機会がなかった。
アドロックも実は精神世界内で人格を残しており、描写はしなかったもの彼もまたレアナと話した2人同様に会話できる状態でした。これは裏設定。これまでほぼ描写されてない男だから今描写してもって感じでサラっと流しました。
それでは、Bougainvillaea全体通して完結した感想をお願いします。
読んでくれたみなさんいるかどうか認識できてないんですが、いたらありがとう!
ってところですかね。
まあ、色々ありましたからね。メンタルモチベとか、アニメをやろうとして中断したもののリアル事情と体調不良が重なりとか。
ただまあ、そんな中で描きたい部分はわりとかけたと思います。
サイナの成長とかは完全に入れる隙間がなくなって後半ほぼ活躍の場がなかったのは悪かったと思ってます。
当初の目論見としてはレアナを主軸に添えて作風も少女漫画風に寄せてみようというものはありました。5話ぐらいまで。
そうするとどうしても人の感情を描き続けてると終わりが見えない。
一人ひとり描いていると出来事の進み具合がとても遅くなるんです。
少女漫画ってわりとそういう傾向にあって、少年漫画は近年だとわりとキャラをしっかり描写する方向にもなりつつあるんですが、基本軸は行動にあって事態の進展の方が優先度高いんですよね。
でも少女漫画は物事が進む面白さには重きがなくて、人の内面や関係性の方に重心がある。
だからどうしてもそういう作風を目指すならゆっくりと進めていく必要があったわけで、モチベが完結させたいことに寄っていた私はそこまでの尺を割くのが難しかった。
だから途中から諦めました。
少年漫画とも言えない中途半端な作風だったかなということは振り返って思いました。
こういう反応するのは良くないとはわかっているんだけど、これだけは自虐させてくれ。
コメントも反応もなかったので、これでよかったのかよくなかったのかすらわからん!
全部が全部読者のためだなんて言いませんが、公開する以上多少なりとも見られたいと思っているのが創作者の常。
正直今の読まれないこと前提に好き勝手更新するメンタルに行きつくまでつらかった。
創作10年以上続けて創作友達ほぼすべて失って、この状態になった。
みんないなくなるか、創作することなくなるかした。私からお別れした人もいる。
別れる前にこのメンタルになれていたらなあ、と思うことはなくはないです。
自信のなさと向き合える精神がなかったんでしょうね。
ただ寂しいけどその分自由さは今が一番あります。
わかりやすいところで行くと、自分で絵を描くことに固執せずに済む。
絵描きとしてその中に入るとどうしても大体の人が絵を描くのが好きで自分で描くのが普通の人たちの世界が出来上がっていて、私はそうではなかった。
絵を描くのは物語を描く手段として、絵が一番演出したい手法に近いものであったというだけ。
自分で描くことは重要ではないし、普段からファンアート描くこともしないタイプでそういう絵描きとの交流は結構つらいこともあった。
今はその形にとらわれることなく、小説の表紙を毎回依頼して公開するみたいなこともやっているし、作品つくったらロゴも依頼するというのが定着した。
でも、それまでの積み重ねが無駄だったなんて言わないし、そういう経験を積んだから今こういう考えが出来ると言うのもあるので、すべてを後悔しているわけではない。
で、す、の、で
読んでくださっている方がいるのなら、これからもどうぞよろしくお願いします。
これからといえば

次章Angraecum乞うご期待。
期待はしなくていい。応えられないから。
ということでついにGeraniumシリーズ完結編です。
今現在、結末以外何も決まってません!
わあ、描けることがいっぱいだぁ!
どうするのが一番いいのか、決めあぐねている状態なのでどうとでもなります。
尺感だけは一応決めてあって、映画一本分。
あるいは商業単行本1巻分のイメージ。
ページ換算で200pぐらい?
1話32pなら6話ぐらいの長さ。
七海との決着なので、惜しみなく過去時系列の人物が出てくる予定です。
しばしお待ちください。
タイトルロゴのデザインはGeranium、Bougainvillaeaに引き続き、モノくるピクトくるめさんです。いつもありがとうございます!
今年の目標としては完全に完遂した形なので、これからはアンファーティライズド・ワンダーエッグの構想や百合もの(たぶん別でやる)の構想などをざっくりやって行こうかな~という感じ。
それはそれとして!
最近は心の怪盗団とポケモントレーナー掛け持ちして、ミアレシティの危機救ったばかりです。
そして例の2が届いたので、心の怪盗団をやめたらゴリラになります。ウホホホイ
大忙しだあよ。
ポケモンZAは意図して賛否分かれるようなキャラ造形している箇所があって、それが引っかかるものの次世代を期待させる粗削りながらも面白いゲームでした!
エキスパはどうかな~。
ペルソナ5Rは激安セールしてたので勢いで買いました。
とても楽しいです。
今は推定ラスボスのところまで来たので、ポケモンがひと段落付いたら怪盗団に戻ります。
そして待ちに待ったゴリラ!
ドンキーはスーファミからやってた……世代で言えば64の方かな?
古いスパドンをやってた世代だったので、超楽しみ!
