結月と星姫の話

 あの結月と星姫にはライブTシャツみたいな感じで魔法少女グッズTシャツをたまたまお揃いで着てペアルックみたくなってほしいなって最近思いました。それだけの記事です。

 ついでにキャラ考察的な話をしようかなって。いや作者本人なのに解説じゃなくて考察かい。

 結月と星姫は森に棲んでいてた少女と姫のセルフオマージュというかああいうのなんて言うの?言葉が出てこない。被せ演出と言うか。
 姫が少女と出会い、惹かれあって少女(の心)を救う。みたいな構図。
 外側だけだと王子のように振舞う姫と、男なのに女装をする星姫。と寄せていますが、内実構図としては逆で、結月が星姫を救う形になるんですよね。
 周囲の人間(主に親)の影響でどこか一線引いている星姫の手を取るのが結月の役割です。
 
 世界の宿命、一族の使命を背負って森から出ることも出来ず灰色の人生を歩んでいた少女がお姫様と出会い色づく様に、星姫もまた自分の家柄と親の意向というしがらみによってお先が真っ暗だったところに結月と出会って煌めく様になります。
 配色もプリンセスっぽい感じ(ピンク)と森の少女(緑)というイメージで意図して入れています。

 結月の心で星姫を救ってくれ。

 星姫は流屋敷家という大きなお家の長男として産まれました。
 そこで両親はもめたでしょうね。跡取りとして育てたい父と女の子が欲しかった母。
 結果的に名前は星姫となり、母は女の子のように育てました。
 でもそのお姫様には妹が出来ることになるんですよ。
 
 次男は(本編時点で)歳が離れてて、小学校入る前か入った後ぐらいの年齢。
 そう考えると長女は3~4歳年下でしょうか。
 現在中学生ぐらい。

 母親は長男から離れて長女にかかりきりになるでしょうね。
 母から見放されるわけです。齢3歳4歳で。

 ですが、そのあとに待ち受けるは父の跡取りにするための圧。
 女装を止めなかったのは振る舞いは変えても服装の違和感はぬぐえなかったんでしょうか。
 しばらくすると父も星姫を跡取りにするのは止めたようです。

 そうして産まれたのが次男。
 父はその次男を跡取りとして育て始めます。
 父も母もすでに星姫には興味がありません。
 ないわけじゃないけど、お人形遊びに夢中。そんな風に星姫には見えるでしょう。

 クラスメイトはどうでしょう。内面を見て仲良くする友人はもちろんいる。けど、真に心を開ける相手はきっといなかったでしょう。星姫自身が一線引いて距離を取っていたから。
 面食いの女子たちからは残念イケメンなんて勝手に失望されていたりしそう。

 唯一の救いは妹弟には慕われていることでしょうかね。
 妹に関しては思春期に入ってるからだいぶ親から離れたがっていそう。
 たぶん星姫が独り暮らしを決めた時は行かないでと泣きつかれたかもしれません。

 そんな星姫は祖父と従姉の勧めにより、本作の舞台の町に引っ越してきます。
 そこで出会ったのが結月でした。

 一目ぼれですね。
 彼は魔法少女沼に落ちました。

 という感じ。いつか祖父と従姉も登場させたいですね。真に明るくなった星姫を見せてあげたいですね。

 反対に結月に関しては星姫のような暗い過去は持たせていません。
 しいて言うなら胸のことで人間関係色々ありそうぐらい……かな。

 例えばセクハラとか人の彼氏に色目使うなとか。
 その辺は描いてもつまらないし本編には関わる部分がないので掘り下げません。見なかったことにします。

 あーでも何かしら巻き込まれたときに星姫に助けられるシチュは見たい。
 ナンパされてとか言いがかりつけられてとか。

 星姫は救われる側とさんざん言っておきながら男キャラにはカッコよくいてほしい。ヒロインをお姫様にしてほしい。とか時代錯誤。……でもないのか?

 ふたりとも方向性は違うけど告白されるという経験はしていそう。
 結月はきっとつかさ(親友)が間に入って守っていたりするかな。
 
 なんか二人のヒストリー語りになってきたな……何が話したいのかわからなくなってきたけどそのまま進もう!

 そんな二人が出会ったのは入学式とかその辺で魔法少女グッズを身に着けていた結月に星姫から声をかけたところから始まります。
 魔法少女沼に入ったばかりの星姫。当時は別に誰でもよかったのかもしれない。
 結月からしたら女装したイケメンがいきなり話しかけて恐怖体験です。

 さらにそれが初めて変身した日に助けた人ならなおさら。
 でもそこから星姫の心を解いたのは結月の性格あってのこと。

 姫ちゃんと呼ぶようになったのはいつ頃になるんでしょう。
 最初から……ではない気がする。
 最初は「流屋敷くん」とか……。

 星姫も最初は「嶋香さん」だよな……。
 なんかよそよそしくない!?(当たり前
 
 たぶん最初は魔法少女のこと教えるついでに同行して、それぞれに分かれたけど結局居合わせることが多くて距離が縮まったとか……そんな感じだよね。

 普段語らないけど彼女らの周りには三人余計なのが存在してます。(余計なの言うな)
 王子様系女子の明坂つかさ、男の娘尾嶋彩、ボーイッシュ系倉持夏凛。
 学校ではこの5人でつるんでることが多いです。

 でも本編に絡むかと言われると難しくない!?
 魔法少女要素が絡みにくくなるぞ…。

 星姫と結月にはもっと無自覚イチャイチャしてほしい。夫婦漫才してほしい。
 水族館デートしてほしい。

 と逸れすぎて何の話だったか分からないけど、最後にひとつだけ。
 エンゲージリングの話。

 銀双環になぞらえてふたつのエンゲージリングをキーアイテムとして設定しました。
 片方は魔法少女のもの、もう片方は想い人に。
 結月は本編中は両方持ってると思います。指にはめてるんかなあ。
 その辺気になる。

 勝手に指にはめてる状態でイメージしてたけど、常時してるかと言われると……?
 ひとつはそれでいいとしてもうひとつはどうする?
 ネックレスに通して首から下げて置くとか。

 エンゲージリングにしたのはまあ姫と少女の絆の結びつきを表現するのにも御伽噺的にもイメージにピッタリかなと思って。

 結月が星姫への好意に気づいた頃には星姫も渡されたら受け取るほど結月のこと想っていると思います。
 でも結月は自分に自信ないし、星姫とつり合い取れないと思っているので渡せません。
 とかね。

 ふたりふたつというのがこの作品のキーポイントな気がします。誰かがいる。誰かといたい。
 人って孤独には弱いから。

 誰かがいるだけで安心することもあるしね。
 そういう暖かみのある作品にしたい。本編と言う形で描かないかもしれないけど。
 そういうイメージでいたいなあという、

 いや、それよりも結月×星姫だ!
 結月と星姫を供給しろ!オラッ!
 

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