話の規模感のはなし

 創作作品を作る時、あなたは何から決めますか?
 世界観? キャラ? ストーリー? あるいは見たい展開とか。
 
 私は話の規模感から考えています。
 規模感が決まるとどれぐらいの情報を出せて、どれだけの情報になると重くなるかがわかるからです。
 さらに言えば、初見重そうに感じても終わればちょうどいいなんていう構成もやりやすくなります。

 例えば、映画約90分とかアニメ1クール分漫画1巻分など。

 映画尺→アニメの5話~6話程度や漫画の1巻から1.5巻程度とか。
 ブレはあるもののおおよその尺感は存在していると思います。
 アニメ1クールは漫画の3巻~5巻程度とか。

 小説は文章構成と展開数によってことなるので難しいところ。
 文庫本1巻=10数万文字ってのはよく聞きますね。

 そういった中で映画でこの情報量で足りない作品、多すぎて説明不足消化不良になってたりとかを考えながら観て、これぐらいがちょうどいいかなっていう個人的な感覚。
 そういうのを意識しています。
 
 いつからっていうとGeraniumシリーズの時からの伝統です。当時はそんな考えてなかったけど。
 Geraniumは初期構想だとアニメ2クール構想の規模感で考えていました!今は違うけど。

 第1章第2章はグレンラガンの構成を参考にしてて、アニメならGeranium7話、当時の第2章3~4話の1クール。
 第2章はノガにスポット当てて、立ち直りまで描くという構想でした。

 グレンラガン見たことある方ならわかる通り、7話はカミナとの別れるまで、そこから11話までシモンがカミナの背中追うも上手く行かず手をこまねて自分探しの期間。という流れです。その構成を汲んでいました。

 そして第3章で過去話で七海との因縁という要素を積み上げて、第4章で現在に戻り最終決戦という流れを2クール目。みたいなイメージで組み立ててました。
 今は2~4章の構想を組みなおしてBougainvillaeaとしてやっています。

 銀双環もアニメ尺で考えてたり考えてなかったり。本編構想ほとんど手をつけてないんだけど。
 というか構想の参考にしてる作品が基本魔法少女系のアニメなのでこっちは意図せずともアニメ的な尺感にはなってますね。
 
 もっと身近な話でいうと数年前から再開した小説活動もこの作品は何万文字程度の作品という目安から決めてます。実際物語に必要ない情報をバッサリ取捨選択できるのでわりと楽です。

 話のオチを全く考えてなかったけど、そんな話でした。
 
 
 
 

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